店舗にカメラを設置することで「来店リピーター」に関する計測をすることができます。
店舗には、以下のような形でカメラを設置・設定をさせていただきます。
店舗の奥の方に、入り口に向けてカメラを設置します。
撮影している映像の中から顔画像を特定し、解析をします。
一台のカメラで撮影できる範囲は決まっていますので、入り口全面をカバーできるように複数台カメラを設置する場合もあります。
お客様と店舗スタッフを区別することはできません。
店頭で取得する顔画像を解析・データ保持して、来店しているお客様がリピーターか否かを判定しています。
そのため、顔画像の内容によっては判定ができない場合があります。
有効な顔画像
無効な顔画像
上記の通り、カメラの設置位置や画角が非常に重要なサービスなので、データ取得環境を整える「画角調整期間」を設けています。
店舗形態によっても異なりますので、詳細につきましては弊社担当者までお問い合わせください。
前回来店日から180日間以内に再来店したお客様をリピーターとして集計します。
リピーター判定される前回来店日からの日数は、180日間で固定となり、変更はできません。
リピーター分析のDashboard画面で使用している単語の定義についてご説明します。
選択した期間中の来客者について、平均で一人当たり何回来店しているかを示しています。
以下の4名を例として計算方法についてご説明します。
期間中のお客様ごとの来店回数は以下のように集計します。
この場合、選択した期間中の平均来店頻度は、お客様ごとの来店回数(3回+2回+1回+2回)÷ 来客数(4名)=【2回】になります。
選択した期間中の来客者について、通常平均で何日置きに来店しているかを示しています。
以下の4名を例として計算方法についてご説明します。
平均来店間隔は、リピーターのみを対象として集計しています。
(新規顧客の場合は来店回数が1回しかなく、来店間隔の計測ができないため)
お客様ごとの来店間隔は以下のように集計します。
この場合、選択した期間中の平均来店間隔は、お客様ごとの来店間隔日数(10日+20日)÷ 来客数(2名)=【15日】になります。
選択した期間中の来客者について、期間の最終日から遡って、平均で何日前に来店しているかを示しています。
以下の4名を例として計算方法についてご説明します。
期間中のお客様ごとの最近来店日は以下のように集計します。
この場合、選択した期間中の平均最近来店日は、お客様ごとの最近来店から経過している日数(10日前+4日前+19日前+15日前)÷ 来客数(4名)=【12日前】になります。
選択した期間中の来客者について、期間の最終日から遡って、離脱日数を超えたお客様を示しています。
以下の2名を例として計算方法についてご説明します。
期間中のお客様ごとの最近来店日は以下のように集計します。
離脱日数設定を10日間としていた場合、お客様Aは未離脱、お客様Bは離脱済み、と判定されます。
Dashboard画面では、お客様Bの属性情報を集計対象として表示しています。
デフォルトでは10日間で設定されています。必要に応じて、リピーター設定画面より変更可能です。
「Dashboardの使い方」>「設定」>「リピーター設定」